英語学習を通じてこどもたちに学んで欲しいこと
うちには子供が年子で三人いて(小1・年長・年少)まだ手が掛かるややこしい子育ての最中。これまで自分に余裕なく英語育児を進めてきたとはお世辞にも言えない状態。
唯一毎日夜の寝かし付けの際の絵本タイムに英語絵本の読み聞かせ&音読タイムでかなりゆるーく『おうち英語』を進めています。
何気なくページをめくる英語絵本の世界の中には、日本で暮らしていると知り得ない新しい世界との出会いともいうべき発見がちょこちょことあって子供たちの何気ない質問にいつも『ハッ』とさせられます。
最近の子供たちの発見で面白かったこと。
まず、3兄弟仲良くスーパー、公園、プール、学校へ行く描写。どのシーンにもパパのみでママがいない!終始パパがワンオペで手の掛かりそうな年齢の(想像)3人の子供たちを連れ出している!!うちと同じ3兄弟だからだったからか、長男が『ママどこいったん??ずっとパパが子供のお世話してるやん。なんで??このパパ凄いな~~!!』
本当だ!今まで何回も読んでて気にも留めてなかったけど…パパずっとワンオペやん!!
これって日本人の私達からすると確かに違和感💦それはわが家においてもしかり。最近は以前に比べると夫が出動してくれるようにはなってきたけれど…💦
これはアメリカでの話だけれど既婚者が仕事の帰りに上司や同僚と飲んで帰るとか、日曜日に接待ゴルフに行くとかいう習慣はあまりないそうで。
そもそも、長時間労働ってないし、男性が育児に『参加』するとか『イクメン』なんかじゃなくて、男性が子育てするのはただただ普通のこと。
まだまだ世界的に見ると日本の男性の育児参加は後進的…😱💦
良い悪いの話ではなくて、日本がそういう土壌だから男性方の意識をいきなり変えろ‼️なんて力一杯いえないのが現状で…💦
子ども達には難しい内容だけど…
さらに別の絵本ではもっとシンプルに家の中で子供たちが靴を履いたまま遊んでいるのを見て…長女がすかさず『え!?この子達、家の中やのに靴履いてるやん??何で!?』(笑)✨😆👟👟
子供たちの発見に対して自分の知識や海外での実体験を駆使してわかりやすいように伝えると『へーー!』と言いながら興味を持って話を聴く子供たち✨
海外の絵本を読むことで日本で生活していると気付けない外国の文化や生活スタイル、またその土台となる価値観の違い…など子供たちが学ぶべき『多様性』のかけらを見つけることができる。
おもしろーーい!!
その事に気付いてからレッスンでも敢えて時間を少しとって、宿題の音読練習用絵本の内容で子供たちが気付いたことについて発表してもらう時間を取っている✨☺️
今はコロナ渦で以前に比べると日常で子供たちが日本人以外の人々と出会う機会はとても限られている。
島国で単一民族である日本人にとっては、他国の人種・文化・風俗の『多様性』について考えられるチャンスってなかなかない。
インターネットの発達で様々なメディアにおいて気軽に外国の文化に触れられるようになってきたとはいえやっぱり『生』の『リアル』な触れ合いってなかなかない。
けれども今後、ビジネスも人の流れもさらにグローバル化が進んでいくし、きっと子供達が大人になる頃には自国と他国との境界は更にあいまいになっていて『リアル』に外国の人々や文化と触れ合う機会もどんどん増えてくるだろう。
英語を通じて子供達が人種や文化などの『多様性』に触れ、自分と『異なる』モノを受け入れられる豊かで柔軟な価値観を少しずつ身に着けていってほしいと願っています✨🙏
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